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キヤノン請負労働者「生身の人間。正社員と同じ賃金を」
2007年2月22日(木)16:47  asahi.comより転載

キヤノンの工場で請負で働く大野秀之さん(32)が22日午前、衆院予算委員会の公聴会に招かれ、非正規雇用の労働者の思いを語った。長年にわたる職場の「偽装請負」も指摘し、「厚生労働省は労働者派遣法を適用して直接雇用をキヤノンに指導してほしい」と訴えた。
 大野さんはこの7年近く、数カ月おきに更新される細切れ契約で請負会社に雇われ、キヤノンの宇都宮光学機器事業所で働いてきた。
 「何年働いても賃金は上がりません。ボーナスはなく、退職金制度もありません。私たちには景気回復傾向の実感はまったくなく、待遇は日に日に悪くなっているのが現状です」
 キヤノンと請負会社の契約はもとは請負だった。それが一昨年5月に労働者派遣契約になり、昨年5月に再び請負契約に。さらにまた派遣契約に戻されようとした矢先の昨年10月に、労働組合東京ユニオンに加入した。不安定な将来に「精神的に限界」だった。
 「私たちは生身の人間です。正社員と同じ仕事をしているのであれば、同じ賃金をもらいたい。安心して子どもを産み、十分な教育を授けたい。親の面倒を見たい。そして自分自身も社会に貢献しながら幸せな老後を送りたい。そんな生活をしたいです」
 昨年12月に労組のキヤノンユニオン宇都宮支部を立ち上げた。が、キヤノンからは「使用関係がない」「偽装請負はない」として団体交渉を拒否されている。
 「私たちのように、一度、非正社員の道に入り込んでしまうと、正社員の道を歩むことがとても困難であることをどうか知ってください」
 そう述べて、大野さんは陳述を締めくくった。
転載終

なんて、冷たい仕打ちでしょうか?「使用関係がない」「偽装請負はない」と人間の存在自体を否定して、隠蔽に走る、正に大企業病の兆候だ。企業というものは人・物・金とよく言われる。一番最初に出てくるのが「ヒト」である。物と金があっても人がいなければ企業は成り立たない。ヒトを重要視する会社は企業としても素晴らしいが、同時に社会的にも重要な役割を担っていることになるのだ。




私は零細企業の経営をしている。従業員(正社員と契約社員)が20名程度いる。そのうち正社員は13名で残りは非正社員だ。待遇では正社員は雇用保険や社会保険、厚生年金の恩恵があるが、非正社員はない。しかし、給与は非正社員のほうがやや高めの設定にしている。賞与も非正社員にも支給するし、昇給もしている。当然個人の実績に応じての話になり、正社員・非正社員の差別は無い。まして、非正社員には常日頃から社員になるように積極的に勧めている。商売柄、人間性が売りなので、会社の業績は人間を大切にするようになってからうなぎ上りだ。会社というものは社長や、役員などの上層部がいなくても機能する。しかし従業員がいなければ一切機能しないのだ。

キャノンの会長、御手洗 冨士夫氏は経団連会長である。日本の企業を引っ張っていく重要な位置にいるわけだ。そんな人間が自社で偽装請負をしたり、非正社員に対する冷遇をしていたり、と正に企業の利益追求のためにヒトを犠牲にしているのだ。更に、「ホワイトカラーエグゼンプション」を進めている張本人が正にこの御手洗という奴だ。

昨年の夏にキャノンは、違法な「偽装請負」の是正策の一環として、請負・派遣労働者の一部を正社員に採用すると昨夏に表明していたのだが、その後半年間の検討を経て、口が渇かないうちに、「当面は高校新卒者らの正社員採用を優先する方針に転換した」

じゃあ、いままで未を粉にして働いてきた非正社員は切り捨てるんですね?死ねということですか?非正社員の生活の状況を把握していますか?貴方方は本当に人間の血が通っていますか?

こんな鬼のような人間が日本の企業のトップにいる限り、決して格差社会は解消しない。いずれ、近い将来、取り返しが付かない空洞化した社会に日本はなっていくだろう。

政府も政府、官僚も官僚なら、財界も財界だ。あ、あと警察も警察。こんな歪んだ国に誰がした?騙しと嘘と隠蔽とゴマカシと虐めの構図が蔓延しているんだから、学校でイジメが起こるのも無理はないと思う。
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