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特に下請け~孫請け~ひ孫請け~やしゃ孫請けと、恐ろしく長い契約の形態が当たり前になっている業界は建設業界である。大手の建設会社に発注した改修工事を例えると、現場監督は9分9厘、大手建設会社の社員ではない。下手をすると孫請の外注のフリーの監督だったりする。大手建設会社は改修工事のノウハウが無い為、下請けに発注せざるをえないのである。施主は高い予算を払って工事依頼しているが、実際には何重もの丸投げをされた挙句、殆ど雀の涙と化したギリギリの予算の中で職人は働いているのが現状だ。大手建設会社のリストラというのはまず、下請けいじめから始まる。厳しい予算・不可能な予算で発注するのは当たり前で、下手をすると発注書を交わしておきながら、最終支払いの段になって値引きを持ちかけてきたりする(完全に契約違反であり、出るところに出れば決して負けないが、下請けの悲哀で「次の現場で何とかするよ」の言葉に騙され続けていくのである)
元請の監督はペーぺーの一年生であっても下請けの還暦の社長当りをあごで使ったりする。自分の孫くらいの年齢の経験もない小生意気な奴にお世辞使ったり、小遣い渡したり。。。と、はたから見ているとこのオッサンいくらなんでもプライドはないのか?!と思ってしまうのである。

さて海外に目を向けると、日本のゼネコンと呼ばれるような単なるブローカーというものは殆ど存在しない。私が訪問したドイツでは、施主がいて設計事務所がいて、そして職人がいるというシンプルな構図である。従って建築職人の社会的地位は高く、腕に技術のある職人は憧れの職業だ。腕に技術のある職人は破格値で仕事を請け負って、じっくりと作品を仕上げていくのだ。工期は日本に比べて長い。というより、住宅の場合などは一生掛けて仕上げていくというような感覚がある。

最近、ゼネコンを排除していこうという機運が徐々に生まれており、施主から専門工事会社や施工会社(職人を抱える末端の会社)へ仕事を繋げるコンサル会社も出始めてきており、今後徐々にではあるがこの業界も変わっていくことだろう。
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