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安倍初訪米 地元メディア総スカン

 就任7カ月で実現した安倍首相の初訪米。日本のメディアは「かけがえのない同盟確認」「北朝鮮核放棄へ連携」など1泊2日の駆け足滞在を持ち上げたが、米国のメディアは冷ややか。会見で「ジョージ」を連発するシンゾーにドッチラケだった。

 初訪米を前に安倍は異例のメディア戦略をやった。ニューズウィーク誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、CNNテレビと全米をカバーする3媒体を指名し単独インタビューに応じた。ほかの媒体には、ひと足早くワシントン入りした広報担当の世耕補佐官が対応。万全の態勢で臨んだはずだった。

 それでも、案の定、小手先の戦略は通用しなかった。

 インタビューを録画したはずのCNNが安倍の訪米当日に取り上げたのは、駐留米軍の問題と来年の大統領選の話題ばかり。変なパフォーマンスで有名になった小泉前首相の後継をアピールする算段は完全に狂ってしまった。

 ニューズウィーク最新号は、安倍インタビューを掲載しているが、「a staunch nationalist」(筋金入りの国粋主義者)と紹介。従軍慰安婦の写真もデカデカと載せているから、逆効果もいいところだった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、もっと辛辣だ。「ブッシュと絆を強めようとも、引き続き性奴隷(=Sex Slave 、従軍慰安婦のこと)問題は安倍につきまとう」(4月29日付)とバッサリ。「性奴隷問題に関する下院決議をかわすという目的を果たせたかどうかは疑わしい」と書いていた。

「今回の安倍訪米はパフォーマンスありき。とにかく存在感を示したかったのでしょう。ベセスダ海軍病院でイラク戦争負傷兵を慰問し、アーリントン国立墓地で献花。『日本も自衛隊を派遣しイラク復興に協力している』とアピールした。ところが、その一方で、戦時下の大統領に『安倍とゴルフを』と持ちかけていたというから、開いた口がふさがりません。そんな浮ついた態度で、うるさ型の米メディアを味方に付けられるわけがない。それでも批判されるだけマシ。多くのメディアは無視も同然の小さな扱いでした」(在米ジャーナリスト)

どこに行っても安倍流は総スカンだ。







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